2019年3月2日。午前10時より、ふぉんてーぬの見学がありました。
ただいま実家にて一人暮らしされている男性の方ですが、建物の老朽化に伴い、補修やリフォームを検討しつつ、周囲のサポート体制も鑑みて、これからの生活の選択肢として共同生活ホームを視野に入れられたそうです。

共同生活ホームは、成人期障害の方が社会生活を送ることを目指し、日常生活上の技術を習得していくための施設です。一人暮らしをしていくことを目標としているので通過施設ということになります。もちろん、入居される全ての方が、限られた時間の中で、独立生活をできる能力を得ることができるようになるとは限りません。ゆっくりと時間をかけつつ、入居者が自信を獲得できることが大事になります。

今回の見学は、家族の方が先に確認事項を知るために来るという形でした。GH(グループホーム)の状態、家賃や毎月の費用、手続きなどなど、色々と事前に知っておくことが必要なものです。これらの情報は、当事者(利用する可能性がある人)がいると遅々として進まないこともあり、事前に来られる方は少なくありません^^ (気軽に見学の申し入れをしてくださいね^^)

日常的なサポートをしている方にすれば、色々と悩みがあるところでもあります。
これはできるだろうか?
あれはできるだろうか?
他人との生活はどうだろうか?
ケンカしないだろうか?
仲良くできるだろうか?
等々上げていけばきりがなく際限なく広がっていきます。

新しい生活をするのに大事なのは思い切りなのかもしれません。
考えあぐねるのなら、見学会は費用のかからないものですから気軽に見て回ることをお勧めします。

ふぉんてーぬは住宅地にあります。
社会生活をするという点で住宅地に設置をしています。周囲との関係を築くことは大切です。
騒音問題に、相互配慮などなど、生活の中で知っていくことはたくさんあります。
それを一人一人のペースで学んでいくことが大事になっていきます。
その環境があるのか、それを見ていただくことも大切です。

今回の見学では、そんな説明を聞いていただいたうえで施設内の見学をしました。
その後、時間をおいて、当事者の方と再び訪れていただきました。
施設内を見て回り、そして、お気に入りの部屋を見つけていただいたようです。
残念ながら、支援をされている家族の方とは意見がずれました^^
往々にしてこういうことはありますが、私たちは、選択できる機会があるのならば選択することが望ましいと考えています。当然ながら、気に入った部屋があったからと言って、すぐ契約にはなりません。できる限り、他のホームの見学をお勧めしています。これも自分で選ぶというポイントで大事になります。

新しい共に成長していく仲間が増えることを祈りつつ^^
説明&見学会は終わりました^^